
「なんで東京ばっかりなの?」
推し活をしていると、一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
ツアー日程が発表される。
平日公演はすべて都市部。
追加公演も都市部。
イベントもポップアップもコラボカフェも都市部。
私は地方在住の30代会社員ですが、推し活を始めたばかりの頃は、この“距離”に何度も落ち込みました。
SNSを開けば、平日イベントに気軽に参加している人たちの投稿。
仕事終わりにそのまま会場へ行ける環境。
一方の私は、新幹線の時刻表を調べながら「これは有給必須だな…」と計算する日々。
この差を感じるたびに、「地方ってやっぱり不利だよな」と思っていました。
実際に不利な点はたしかにある
感情論ではなく、現実的に見ても地方は不利です。
・移動時間が長い
・交通費が高い
・急なイベントに対応しにくい
・平日開催はほぼ不可能
特にきついのは“突然の供給”。
前日に発表されたイベント。
「明日来られる方ぜひ!」という告知。
私は画面越しに「物理的に無理…」とつぶやいたことが何度もあります。
この瞬間の置いていかれる感じ。
これは地方オタク特有の寂しさかもしれません。
でも、地方にもメリットはある
あるとき、ふと思いました。
「本当に全部不利なんだろうか?」
確かにイベント数は少ない。
でもその分、私は“選ぶ力”がつきました。
都会在住の友人は、「近いからつい行ってしまう」と言っていました。
私は毎回、
・交通費はいくらか
・有給は使えるか
・本当に行きたい内容か
を真剣に考えます。
結果として、1回1回の満足度は高いと感じています。
さらに、地方は生活コストが比較的低いことも多いです。
家賃や日常の支出が抑えられている分、
推し活に回せる余裕があることもあります。
不利な部分ばかり見ていましたが、
実はバランスの問題だったと気づきました。
差を埋めるために私がやっていること
都会との差を完全になくすことはできません。
でも、“埋める努力”はできます。
私がやっていることは主に3つです。
① 情報は最速で拾う
公式サイト・公式SNSは通知ON。
見る媒体を絞り、情報を取りこぼさないようにしています。
地方勢は「後手」になりやすいので、
せめて情報だけは同じスタートラインに立つ意識です。
② 優先順位を決める
全部は無理。これは前提です。
だからこそ、
・絶対に行きたい公演
・できれば行きたい公演
・配信でOKなもの
を分けています。
“全部行けない自分”を責めるのをやめました。
③ 比較を減らす
一番メンタルにくるのは、比較です。
SNSで現地レポを見るたびに、
「私も行きたかった」と落ち込む。
なので私は、参加できなかった日のSNSは少し距離を置きます。
その代わり、自分が参加できる公演に集中する。
この小さな工夫だけで、かなり気持ちは楽になりました。
地方だからこそ味わえる遠征の高揚感
都会在住の人にとってライブは“日常の延長”かもしれません。
でも私にとっては、非日常です。
有給を取り、荷物を詰め、
早朝に駅へ向かうあの時間。
新幹線の窓から見える景色が変わる瞬間。
会場に着いたときの高揚感。
遠征は、小さな旅行のような特別感があります。
「遠い」という不利さは、
同時に「特別な体験」にもなっている。
そう思えたとき、少しだけ気持ちが軽くなりました。
地方在住でも、推し活はできる
正直に言えば、簡単ではありません。
お金も時間も必要です。
でも、「できない」わけではありません。
私は何度も、「やめようかな」と思いました。
それでも続けてこられたのは、
自分なりのペースを見つけたからです。
都会と同じ土俵で戦わなくていい。
自分の環境で、自分なりに楽しめばいい。
地方在住はハンデではなく、
条件のひとつにすぎません。
推し活は、場所で決まるものではありません。
あなたの気持ちと、どう向き合うかで決まります。
地方からでも、ちゃんと楽しめます。
そしてその一回一回は、きっと特別です。
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→ 地方オタクが感じる孤独|推し活仲間が少ないときの楽しみ方
推し活に疲れたときの考え方については、こちらも参考にしてみてください。
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